慢性頭痛に悩んでいる方は多く、日本人の4人に1人が頭痛持ちとも言われています。ただ、病院やクリニックで正規の治療を受ける人は3割に満たないと言われており、頭痛を病気とは捉えていない方が多いようです。しかし、単なる頭痛と思って来院された患者さんの中の約1割に生命にかかわるくも膜下出血、脳内出血、脳腫瘍などが隠れています。これらを見逃さない診療こそが重要であり、ただの頭痛と思っても是非スクリーニングのための診察の門を叩いていただきたいのです。 |
緊張型頭痛や片頭痛は生命には関わらないものの、痛みの程度が増すにつれ生活の支障になってくる場合もあり、その際ほとんどの方が鎮痛剤に頼りますが、長期間鎮痛剤を服用されていると、薬物乱用頭痛を併発してさらに辛い頭痛に陥っている方も多いのです。 |
このような慢性頭痛の長期悪化を抑制するために、受診を煩雑に思われずに気軽に来院していただき、的確な診断と治療を得ていただきたいと思います。下記のような症状がある方は是非一度お越しください。
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さらに、発作的に顔面に電撃痛が走る三叉神経痛も、長期間経過すると治療に反応しない症例が多いと言われており、薬物治療が奏効することも多い疾患ですので、我慢しないでご相談いただきたいと思います。